ちょ古っ都製本工房さんで小説同人誌を製本依頼しました

どうもこんにちは。こんばんは。おはようございます。
先程人生で初めて小説同人誌入稿というものをつい先ほど終えたので、次のために備忘録を残しておきます。


同人誌作ったことない方のヒントになるかはわかりませんが覚えている限り詳細に残しておきます。

 

利用されてもらったのは ちょ古っ都製本工房さんです。

www.chokotto.jp

各印刷所の特徴はほかの方のほうが詳しいと思いますので書きませんが

・安い(ただし誤字脱字チェックやサポートはない、原稿に自己責任が強くのしかかる)

・少部数OK

・遊び紙などの種類はそんなにない

・10日営業日コースがめっちゃお得

 

ざっくりこんな感じかと思います。

表紙の装飾とかいらないから、格安で本を作りたい!

初心者だしとりあえず冊子を作ってみたい、という感じですかね?

お客様の声を見た感じ、実習本、会社案内、舞台台本のようなものも多いようです。

 

1.小説本文を書く

私の場合は小説なのでワープロソフトに文を打ち込みます。
もともとpixiv小説の投稿をやってたので、
Google documentでpixiv小説スタイルで書いてます。
グーグルドキュメントの利点はオフラインでも使える(正確には、オンラインになるとそれまでオフラインで行った編集が反映される)点です。神。ちょっとできた待ち時間や公共交通機関での移動時にガンガン書ける。

 

校正は複数サイトにまとめてかけて、慣用表現や同じ言葉の繰り返し、表記ゆれ、段落etcを確認しています。とりあえず私は以下のサイトを1週させてます。

やたら表外漢字で怒られますがうるせ~!知らね~!の精神です。

crtx.site

 

enno.jp

 

so-zou.jp

 

www.kiji-check.com

※注意事項※

ちょ古っ都さんでは誤字・脱字などについての原稿の校正を行いません。

原稿を入稿する際には、事前にしっかり校正しておくこと。

 

2.本文を原稿にする

私はそのあとノートパソコンのワードに貼っていろいろ文字や体裁を整え、本文を作ってます。

段組とか文字サイズとかフォントとか天地ノド小口(余白サイズ)とかは、ネットにたくさんテンプレがあるのでお好みのやつを探したら良いと思います。

ちなみに私はA5の25字×19行×2段、1ページ950文字で落ち着きました。

7/5追記

相談したところ「字数も行数も増やしたほうが良い」と助言をいただきました。

今後は30文字×25行×2段ぐらいつめたものにしようと思います

 

あと個人的にはルビを振っても文字幅がずれないテンプレを重宝しています。

bookprint.jp

ここのサイトのテンプレートを魔改造して原稿のテンプレを作りました。

※注意事項※

本文も塗り足しが必要な場合は天地左右すべて3mm以上空きが必要。

 

3.表紙データを作る

表紙ですが、canvaにお世話になってます。 

https://www.canva.com/

無料のテンプレートがたくさんあるのが本当に楽。    

 

タイトルはかんたん表紙メーカーさんで透明背景・画像のみ。

sscard.monokakitools.net

改行したい場合は2のほう。

sscard.monokakitools.net

 

表紙の写真を凝りたいときにはフリーフォトのサイトを巡っています。

o-dan.net

表紙つくりは難しいと言う人もいますが、私は作るのが楽しいです。

なんなら本文書き終わる前に作ってます。

 

4.本文にノンブルを入れる

そんなにこだわりはないのでwordのフッターそのまま利用。

ノンブルの数え方(どこが一枚目か)は作り手によるようです。

私はコナンのコミックスを参考に、表紙裏の隣ページ(表紙めくったあとの左側)から

1ページ目としてカウントしてます。

ここでしっかり確認しないと地味に時間を食われる。

 

5.表紙も本文もPDFにする

後述しますが

塗り足しナシならそのままのA5サイズ、

塗り足しありならすべての辺の端から3mmあけて印刷範囲を入れ、216*154サイズ。

表紙はcanvaの場合png保存なのでフリーサイトでpng→pdf変換、

表表紙が1ページ目、裏表紙が2ページ目になるように調整してます。

 

本文はミスがなければ即PDF保存。

私は誤字脱字チェックしたりあっちが飛んだりこっちが狂ったり4の倍数ページにならなかったり、ここで相当時間を食われました。

 

6.PDFアップローダーで入稿

何もなければすぐ終わります。

個人的に表紙はPDF2枚にして表1・表4として入稿してます。

表2・表3は無地。

あとわかってたつもりなのに4の倍数になってなくて謎ページが生まれたり。

ここやってるときが一番焦っていたかも。

 

7.代金の振込

前振り込みです。つまり入稿締め切りと振込締め切りが同じ日同じ時間。

楽天銀行さんへ。

ド田舎なので近場に簡易郵便局しかなくてあやうく泣くところでした。

JAの窓口振り込みで救われる命もある。

今度からは余裕を持って入金します。

 

失敗した点

×塗り足しの意味がよくわからないまま原稿を提出してしまった

表紙データをA5サイズで作っておきながら、端が切れるのはいやだから「塗り足しあり」で設定してしまいました。

すぐにちょ古っ都さんから

「このままのA5データだと端が切れてしまいます。余白なく仕上げる場合は、216×154のサイズまでデザインごと塗り足したデータを再送してください」
と連絡が来てました…すみませんでした…
pdf変換サイトなどを駆使しつつ急いで216×154サイズで作り直しました。

改善点:今後は表紙データ作成時点で216*154で作ること。

 

あとやることは、

ポスター、お品書き、POP、あらすじメモ、荷造り。