ネタバレのない「Vシネクスト『仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド』」感想

こんにちは、こんばんは、初めまして。

青村希と申します。

2024年1月14日 17:50からの

舞台挨拶つき Vシネクスト『仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド』を視聴したので心に沸いた取り留めもないことをネタバレなしで簡単にまとめていきたいと思います。

後日加筆修正など行うかもしれません。

 

ちなみに

私は555について、ガチ勢のオタクではありません。稚拙な感想です。

 

  • 率直な評価

賛否両論があると思いますが私は100点満点中95点だと思います。

なぜ復活のコアメダルでこれをやらなかったのか

理由は後述

 

  • どのくらい555を復習していったらよいか

本編の流れがわかっていればOK。私は見返さずに行きました。

世界観の理解を深めるためにはパラダイス・ロストは見ておいたほうがいいかも。

(小説版仮面ライダー555 異形の花々も読了済みです。そこまで関連性はなかったかな)

※もしかしたら、555に詳しい人のほうが「最終回のコレは?」「本編で出ていたアレはどうなった?」が気になってノイズになってしまう可能性あり。

 

以下感想

・映画館で聞く各ギアの音声が最高

\ STANDING BY / \ COMPLETE /  \ EXCEED CHARGE /

\ STANDING BY / \ COMPLETE /  \ EXCEED CHARGE /

これが楽しめるのは最高の贅沢だなと思いました。

 

・最高のシーンで流れるJustiφ's

そのシーン以降は興奮と感動で泣きながら観ていました。

 

・あふれる井上節

 

・2023年の井上敏樹が書いた555といった感じ。昔ならこうはならなかった。

異形の花々とは違った世界で、王道であり、ちょっと不思議な感じ。

 

・キャストが良い意味で年を取って、ベテランになった、大人になったからこその演技、ストーリー、演出!

 

・当時リアルタイムで555を視聴していた層と、あとからレンタルした人とでは抱く印象が違うかもしれない

※自分は555視聴当時、小さなお友達に該当するくらいの年齢

ネタバレありの感想に詳しくまとめようと思いますが、「当時がむしゃらにやってた555を踏まえた大人たちのパラダイス・リゲイン」と、「前やってた仮面ライダーの20周年記念作品」としてのパラリゲは違うかな、と。

 

・新キャラもいるが、555の世界にとてもなじんでいる。ポッと出感がない。

オルフェノクがいる世界、仮面ライダー555の世界で生きている若者、といった感じ

Vシネマの無から出てくるキャラクター、嫌いなんですよ…

 

・このキャラはこういうことするわ、という納得感

・これこれ、これが見たかったんだよ!という満足度が高いシーンが多かった。

 

私の評価が高い理由ですが、

個人的に考えていた「2023年の乾巧・園田真理・海堂 直也は今こうしているだろう」「北崎や草加が登場した理由はこれだろう」がドンピシャだったことに尽きます。

・特に印象的な乾巧と園田真理のシーン。風景、カット、セリフの一言一句まで私の妄想と同じだったので「これって既存作品にあったっけ?」と思ったレベル。

そのあと交わす約束、これも「ああ…これよ…」とうなってしまった。

 

 

☆☆☆

 

 

文句なしかというと、そんなこともなくて

・飛び散る血液!あふれる臓物!

・PG-12(ホラー映画のジャンプスケアのように来るぞ…来るぞ…と構えていた)

 PG-12についてはシン・仮面ライダー仮面ライダーFIRST/NEXTみたいだなあとぼんやり思ったり。

・以前ねとらぼのインタビューで出ていた「半田さんが芳賀さんとともに直談判したシーン」の大まかな想定ができました。ネタバレになるのでここでは書きませんが…

nlab.itmedia.co.jp

 

 

明かな不満点を挙げるとすると

・突然のチープな演出

井上脚本特有の矛盾あふれるセリフ・展開

・そうはならんやろ→なっとるやろがい!

・公式続編でそれやっちゃうんだ…

井上脚本特有の突然ワープしたり時間空間が飛ぶシーン

・2023年の555世界の世界の説明不足さ(大雑把はあるが細かい掘り下げができない)

・新ライダーの中で見せ場が少ないものがある

Vシネマ特有のちょっと駆け足

 

ぐらいの「えっ…」は、ありました。それでもトータルプラスって感じです。

もう1回見たい。今真剣にDVDの購入を検討しているぐらいには自分の中で好感触でした。

2月2日の公開が、またその後555ファンと感想を語り合うことが楽しみです。

 

最後に。

私の最愛の仮面ライダーこと、仮面ライダー剣の20thもこれくらい素晴らしい映像作品が出たらいいのにな、と思いました。正直嫉妬するレベルです。

また、舞台挨拶でもキャストの皆さんが仰っていたように、これが実現したのは

仮面ライダー555を愛してきたファンの皆さんの声援あってのことだと思います。

 

いいなあ、555のオタク。 ありがとう、555のオタク。