自分の中での同人活動に対する意識変化

こんにちは、青村希と申します。
最近の心境の変化を備忘録を兼ねて残したいと思います。

 

はじめに

突然ですが、私はオタク歴は長いものの

同人は知らぬ・存ぜぬ・手を出さずを通していました。
むしろ毛嫌いしていました。

なぜなら私は原作公式厨だったからです。
(原作にこだわり、アニメ化舞台化実写化を含むメディアミックス派生・二次創作での展開に対し否定的な感情を持ち、原作者によって最初に公開された基本設定や物語の描写のみを絶対視する人のこと。)

原作と齟齬があるのはなんでも認められなかった。今も若干。
オタク化する前から見ていたコナン・ポケモン・ライダーをずっとローテしてました。

元凶
こんなオタクに誰がした?

おおまかな自己分析なのですが、エロ本と同人へのトラウマと嫌悪があると思われます。
エロ本は小学生時代に河川敷で同級生が拾ってきたエロ本の見開き。

ドラマみたいですが田舎にはあるんですよ。ゴミ置き場とか河川敷のエロ本。

本当によくある「猫耳猫尻尾の美少女がにゃん語尾でハート飛ばしまくるエロ本」。

これがトラウマになりました。今でもケモミミエロ絵は受け付けないのもたぶんこのせい。


もう一つの最初に見せられた同人誌のトラウマ。
若かりし頃の私はDEATH NOTEを見てLにドハマリしました。cv山口勝平だし。
彼のお陰で「萌え」という感情を知りました。感謝
そんな私に学生時代の同級生(めちゃくちゃ腐女子)が見せてきたのは
月L月リバR18アンソロ本(推定)
見せられた見開きの推しのBLエロ絵にショックを受け、引きずる。
※どうやって未成年なのに年齢制限本を入手したのかは不明
そこに追い打ちをかける他少年漫画同人の畳み掛け(またしても見せてくる同級生)

 

この2つは長年悪夢として繰り返しやってきて苦しみました。
あの2冊の本は今見ても多分見られない。

お陰ですっかり「エロ=悪夢」「版権少年漫画同人誌への恐怖」が植え付けられましたんだと思います。
アニメイトも「入ったら人としての尊厳がなくなる」と思ってました。
グッズに興味ないし。

アニメイトの同人誌コーナーで、家庭教師ヒットマンREBORN!のBL同人誌の表紙絵と目が合ってからその手のコーナーはびくびくしてます。
今もその手の店、入るの怖いです。
知ってるキャラの同人誌、恐怖。知ってるキャラをエロい目で見ることが恐怖なのかもしれない。
推しカプの同人でさえ、見て具合悪くなります。
メンタルが沈んでる時期だと最悪吐く。
こんなところまでアレルギー体質なのか…

 

限界
そんなこんなで手を加える必要など無用!素材の味が一番!自然派ママみたいな育ち方をしたオタク。

限界が来ました。

栄養失調みたいな…
例えるならば雨水だけで育ってきた雑草でした。
品種改良されたソメイヨシノ(園芸種)を憎むエゾヤマザクラ(野生種)。

どうでもいい話ですが、北海道の桜は野生種のエゾヤマザクラチシマザクラしかないので、めちゃくちゃ桜並木がショボいのです。

エゾヤマザクラはその名の通り山桜で背丈が高い。チシマザクラは低木。植木レベル。

 

話がそれました。私は一般家庭に飼われてお散歩する同胞を恨む野犬。
原作という肥料は毎年貰えるけど15年以上根を張ってたから特定の話しかできない…!

おばあちゃんまた同じ話してる。
休耕と二毛作で誤魔化すことができなくなりました。


仲間が欲しい。一緒に楽しみたい。
自分の解釈に賛同がほしい。(承認欲求)
栄養が欲しい…

世界一のペペロンチーノでも15年食ってたら飽きるよ。
多少風味が落ちても味変しなきゃ。
ということで、創作活動に手をだしたいなと思い始めてます。
まずは書きかけの小説たちを終わらせたい。アウトプット下手すぎ。オチまで頭の中にはあるんです。

どこかで見かけたらよろしくお願いいたします。